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皮革産業に支援を求める ー市長らと知事に要請ー

2023年2月17日(金)全ての記事 > 活動報告

2月15日、竹中隆一議員は皮革業界代表、姫路市長、姫路市議会各委員長と共に兵庫県庁を訪れ、斎藤元彦知事に要望書を提出しました。<PDF>

兵庫県はなめし革製造で国内最大の産地ですが、姫路市には80の業者が稼働しています。要望書では、兵庫県が浄化センターを管理する揖保川水系(たつの市、網干)で皮革排水対策に国県の補助金がある一方、県管理ではない市川水系(姫路市)へは補助がなく、姫路市が単独で多額の経費を負担しており、揖保川水系同様の財政支援制度の創設を求めています。

これは前知事時代からの要望ですが、実現には至らず、新しい知事の政策判断を求めてきました。今回は1月に松本総務大臣にも陳情し、国からのサポートも要請してきました。

当日は、皮革業界からも多彩な皮革製品の紹介があり、地場産業に対する振興を求めました。竹中隆一議員は、長い議員生活の経験から、これまでの歴史的経過と課題、制度の創設の重要性を力説しました。

齋藤知事は「地場産業振興は齊藤県政にとって重要。しっかりと支援していきます。姫路市にはこれまで補助に充てていた資金をブランド育成に回してもらいたい」と回答しました。知事は市川水系に対する新たな財政支援制度の創設を明言され、この問題は大きく前進いたしました。

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