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四郷公民館・放課後児童クラブ竣工祝賀会開催

2018年3月29日(木)全ての記事 > 活動報告

▲    竣工祝賀会の様子:四郷小学校体育館

▲放課後児童クラブ壁画作成            ▲ 四郷公民館「ポジャギ」除幕式


3月25日(日)に四郷公民館・四郷小学校放課後児童クラブ竣工祝賀会が四郷小学校体育館において盛大に開催されました。

新設された放課後児童クラブでは児童と版画家の岩田健三郎先生合同による壁画作成会を行いました。また、公民館では84名の皆様が作成された「ポジャギ」の除幕式が行われました。

祝賀会においては、お祝いの演舞の後、四郷町教育推進協議会の会長を務める竹中隆一市議会議員の主催者挨拶から始まり、石見利勝姫路市長他からご祝辞をいただきました。河内家菊水丸さんや宇多川都さんをはじめ、東阿保、明田自治会の獅子舞や公民館文化講生の皆様、ベトナムのお寺からムーランの友情出演など、あらためて「四郷」の一体感を感じさせる一日でした。


▲主催者挨拶            ▲来賓挨拶            ▲河内家菊水丸ショー

▲地元獅子舞演舞          ▲公民館文化講座生         ▲ベトナムの獅子舞(ムーラン)

 

主催者挨拶

四郷公民館に集う人達は自らの学びを生涯現役の糧とし、日々の暮らしを豊かにしようと研鑽する人達であります。

その公民館が今回の大改修で、エレベーター付き土足使用の施設になりました。障害者もベビーカーの人もみんなが気楽に利用できる建物です。

これは四郷が他の地区に先駆けて実現した誇らしい設備であります。

さて、阪神大震災や東日本大震災が私たちに与えてくれた教訓は山ほどありますが、そのなかでも特に地域コミュニティーの大切さを思い知りました。

これまで、四郷地区においては、公民館や見野の郷交流館、総合センター、町集会所を活動拠点として、四郷は一つを合言葉に、様々な取り組みをしてきました。姫路市の提唱する地域夢プラン活動では、歴史遺産である古墳を保存継承し、伝統産業の皮革や瓦、和太鼓などを取り上げてきました。そして昨年発表した100年プロジェクトは私たちの希望であり、未来への架け橋であります。

このプロジェクトにより、私達は幾多の困難を乗り越え、新しい文化の華を咲かせたことを未来の人達に伝えたいと思います。

そして、姫路で、いや、日本で一番美しい故郷を残すために取り組んでいきたいと思います。

山桜や紫陽花で彩られた美しい景色を後世に残し、輝く未来を拓いてほしいと思います 。

それは人間の尊厳を追究した多くの人々の長い取り組みの成果であります。

そして100年後の未来の人達に、私たちの取り組みが語り継がれることを願ってやみません。

また、放課後児童クラブは日本の宝である、子供たちの未來を大切に育てる遊びの場であります。義務教育学校を目指す四郷の教育の底力を、強くしなやかなものにしなければなりません。

この度、四郷公民館が再生し、放課後クラブが新設されたことは四郷地域住民の願いの結実であります。

立派な器はできました。あとは器に入れる中身、つまり、より良き人材を育て、伝統を伝えることが私たちの使命であります。

これからも、みんなで汗を流し、語りあい、共に輝かしい夢を見ようではありませんか。


最後に、今日の祝賀の日に、公民館に新しい作品が寄贈されました。桜色の時と名付けられた84名の皆さんの手作りのポジャギの作品です。そして、児童クラブの8メートルの室内壁面には岩田健三郎先生と子供たちの共同作品が飾られます。

また、ベトナムのお寺からは獅子舞ムーランが友情出演されます。


このように、本日は、沢山の皆様のご参加と真心で、素晴らしい「よき日」になりました。

今日の日が、明日への希望となるよう、楽しい祝賀会になることを願って私の挨拶といたします。



2018年3月25日

四郷町教育推進協議会

会長  竹中隆一

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