3月10日(日)、皮革フェアが姫路市御国野町及び四郷町内で開催されました。この日は全国的に荒れ模様の天候で、会場も台風のような強風に見舞われましたが、それでも市内外から家族連れなど、ほぼ前年並みとなる約3,500名の訪問客で賑わいました。
皮革のまちとしても全国的に有名な姫路市ですが、なかでも一大産地の一つがここ御着・四郷地区です。この地区と皮革製品のPRを兼ねて地元と行政が一体となって開催するこの皮革フェアも、今年で第五回目を迎えました。
(開会の挨拶で新製品の紹介をする竹中隆一市議会議員) (オープニングでトランペットの演奏をする得力隆春さん)
時折小雨が降る中でしたが、予定通り午前9時30分には皮革フェア実行委員会委員長を務める竹中隆一市議会議員が開会の挨拶を行い、あわせて姫路産の皮革と地元障害者施設で作られた「さをり織り」を組み合わせた新商品「himekawa saori (ひめかわ・さおり)」を発表し、今年の皮革フェアが開幕しました。
会場は徐々に風雨が強くなりましたが今年試験的に導入された四会場を結ぶマイクロバスも好評で、訪問客の皆さんは各会場で皮革製品の展示即売会やレザークラフト体験教室など盛りだくさんのイベント、そして地元の皆さんの温かい手料理等で早春の一日を楽しまれました。
(西御着会場)
(皮革製品の展示販売、革組紐などの体験コーナーが人気。温かいコロッケや豚汁で訪問客をもてなしてくれました。)
(上鈴会場)
(兵庫県皮革産業協同組合連合会からはニューレザーコンテスト2012作品展での受賞作品の数々が展示され、レザークラフト教室、手作り市のほか、水餃子や豆ご飯、堀川町から出店の肉まん等が人気でした。)
(中鈴会場)
(皮革製品の販売やクラフト体験コーナー、炊き込みご飯と豚汁のお食事コーナーのほか、今年は立杭焼の陶芸体験コーナー、生バンドの演奏も。)
(見野の郷交流館会場)
(皮革製品等の販売やゼラチン・コラーゲンの展示コーナー、特に岩田健三郎さんの似顔絵コーナーが人気。フラフープ輪投げ大会のほか、恒例となりました「うまいもん市」、茶粥や味噌田楽も好評でした。)
(夕方にはカラオケ選手権大会、ビンゴゲーム大会で盛り上がりました。)
皮革フェアの前日9日(土)には今年も四郷校区婦人会主催、校区連合自治会(竹中隆一会長)共催による「JAZZ PARTY2013」が開催され120名が集まりました。
昨年に引き続いて第2回目となるこの「少しおしゃれなジャズパーティー」に、再び「JAZZY NIGHT&RIECO」の皆さんが登場。「TAKE THE A-TRAIN」ほか素晴らしい歌と演奏をプレゼントしてくれました。集まった皆さんは婦人会の皆さんのおもてなしと音楽で交流を深め、明日の皮革フェアの成功を誓いました。
※この記事は見野の郷交流館だよりより引用しました
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