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厚生委員会記録 エコパークあぼしの土壌安全性について 2

2010年12月28日(火)全ての記事 > 厚生委員会 > 活動報告

平成22年12月20日(月) 厚生委員会記録
・エコパークあぼしにおける「土質関連調査業務報告書」について(抜粋)

(大脇委員)
安全対策が万全でないと、施設の再建が進まないと地元は思っている。進め方がおそ過ぎる。以前の質問と答弁は会議録を見ればわかるはずだ。

(石見市長)
8月11日の18条報告書については、前回開催の委員会でも提出した。それと同じものになるがよろしいか。

(竹中委員)
真摯に受けとめるべきご意見と思う。私が一番問題としているのが、平成15年に調査済みであったが、その結果が引き継がれていない。誰がどういう目的で調査し、どう利用されたのか必死に調査していた。市政の継続性が担保されていなかったことは、私の不徳の致すところでお詫び申し上げる。私が市長になってその調査結果がすぐに引き継がれておれば、何ら問題なく処理できたと思う。

(大脇委員)
新たに委員会を設置し、外部者に調査してもらう必要があるのか。当時の担当者や決裁書を見れば、最終責任者程度わかるのではないか。

(市民生活局長)
今回の調査・検証委員会は、土壌問題そのものでなく、本報告書が事務につながっていないことの検証が主目的になる。法律的な側面が多くなるという点で外部の方を3名選んだ。また、内部の調査によれば、身内に甘いという批判もあると考えたためだ。

(大脇委員)
新たに設置される土質調査等評価委員会になぜ、土壌の専門家が入らないのか。基本的な手法が間違えていないか。

(市民生活局長)
現安全対策委員会でも可燃性ガスに関しては安全であると評価をもらっており、近く最終報告書も出される。本報告書には一部の土壌について指摘があり、市民の方にも不安があると思われるため、評価してもらう趣旨である。/p>

(大脇委員)
委員会を新たに設置して、調査を急ぐのであれば、なぜ、土壌の専門家を入れないのか。解明をおくらせることになる。

(市民生活局長)
本報告書は、有害物質の調査がメインであって、ガスの調査は実施していない。廃棄物の埋め立てもあるため、一般論から記載があると思う。

(大脇委員)
本報告書にはメタン等対策の必要性に触れている。いつ誰が命令し、本報告書が出たのかくらいすぐにわかるはずだと思う。決裁などはないのか。

(市民生活局長)
そういったことを検証委員会でやっていく。本報告書の調査は、重金属等の有害物質の調査がメインであり、ガスの調査は実施していない。一般的な廃棄物が埋め立てられているから記載があると思う。一方、要求水準書は、埋立物を明示して、必要に応じて土壌調査をすることになっている。報告書と要求水準書との表現の違いもある。そこらあたりを検証したい。

(水田委員長)
誰が決裁を行ったのか、外部の方を入れないと、なぜ調査できないかを質問している。きちんと答弁されたい。

(市民生活局長)
執行決裁自体は見つかっていない。15年当時の組織上のラインは判明しており、聞き取り調査によるしかない。予定人員で実施しているが、証言を突き合わせる必要もある。

(大脇委員)
本件で監察室は機能しないのか。決裁書がないということはずさんでないのか。

(石見市長)
最初に申し上げたとおり、ずさんどころの話でない。15年に調査されて今までつながっていない。今指摘されている点は、我々としても何としてでも解明しないといけない。内部者での調査では、対象者が先輩となるため、手心が加わるおそれがある。よって、外部者により厳しく調査する趣旨である。

(竹中委員)
本報告書の作成にかかった金額は幾らか。

(市民生活局長)
支出決定書の特定はできていないが、おそらくこれだと思われるもので399万円程度である。

(竹中委員)
市長がおっしゃるのは、ありもしないことが発生したため、きちんと調査したいということであるが、我々から言わせれば、市長は7月2日に報告を受け、5カ月も経過しているが、内部で何を調査してきたのか。

危機管理マニュアルによれば、このような場合、事実が明らかになれば、即座に市民並びに議会に情報伝達することが大前提になる。事件の内容性から内部調査の必要があると市長が判断されたことに異議を申し上げるつもりはないが、それにしてもやはり5カ月も経過しているのはどうかと思う。

本来であれば、5カ月かかったがこれくらいは判明した、しかし、これ以上は不明であるから現時点で報告・相談したということなら、まだ理解できる。

5カ月経過して何ら判明していない。平成15年当時の人員配置は、藤田局長、藤田部長、おそらく中村課長、稲積課長補佐、大崎課長補佐、春風係長、後は女性職員であったと思う。ラインの在籍者は7人であったが、現在も4人は在職中である。この4人はこのことは当然知っている。それと、支出があるため、その当時の会計課でチェックしている。さらに、想定できる予算規模から財政課の職員も承知しているはずだ。

少なくとも現局ラインの現職4人、当時の財政課職員、会計課職員の3局にまたがる職員は必ず知っているはずだ。つまり、ごく一部の者が知っていて、後、誰も知らないということはあり得ない。

役所の備品ロッカーから発見されたわけであり、ある意味引き継がれている。しかし、最上層部に伝達されていないだけの話だと思う。今日のこの段階で単純な職員の聞き取りも行っていない。監察室もあるにもかかわらずだ。事実関係を求めなかったことは職務怠慢ではないのか。この点をまず認める必要があるのではないか。

(市民生活局長)
7月に成果物は発見されたが、余りにも不明点が多かった。市長への報告後わかる範囲で早く調査するよう指示も受けた。私の判断で内部の書類調査を始めたが、スピード感がなかったことはお詫び申し上げたい。

(竹中委員)
ここ最近まで調査は誰が当たっていたのか。

(市民生活局長)
現実的には、私と高寄部長である。

(竹中委員)
金額も最近まで不明だということであった。会計管理者に確認するようアドバイスをして、数日前に判明したのではないのか。

(市民生活局長)
そのとおりである。

(竹中委員)
何をしているのかと聞きたくなる。我々のような専門外であっても少し考えればわかることだ。会計課にある支出決定書を調査すれば、金額はわかる。また、項目を見れば、本報告書の真贋程度すぐに判明する。市長に対しても現物を見せていなかったのか。

(市民生活局長)
そうだ。

(竹中委員)
市長にはいつ見せたのか。

(市民生活局長)
はっきりしないが、9月頃かと思う。

(竹中委員)
危機意識が余りにもない。市民並びに議会の信頼をどれくらい損なっているか。報告書が発見されてから、手順等が整理されておらず、事務的にも調査されていない。本市の危機管理はできていない。この点を強く認識されたい。

今回の発見まで約7年間ある。発見者の高寄参事は最近の異動してきたところであるが、高寄参事より在籍の長い網引参事や西村課長もいる。承知していなかったのか。

(市民生活局長)
当局としては、搬出されたカレットの全量の確定について、あらためて18条報告を求めたい。ただし、時期については、下調べ等の必要もあり明言はできないが、速やかに行いたい。

(網引参事)
平成18年4月以降19年中頃の間に知った。

(西村課長)
ごみ処理施設建設の発注、入札を行った平成17、18年度はまったく承知していなかった。工事着工後に存在を耳にした。

(竹中委員)
本報告書は、ことしの夏ごろに突然発見されたものでない。本当はずっと以前から職員間ではその存在が承知されていた。しかし、上司や市長の耳に届いていない。そこに本市の情けない体質問題があることを市長は知るべきだ。

今まで大脇議員を中心に本会議でも本委員会でも議論されてきている。その都度の議事録もある。平成15年以降一貫して調査はしていないと答弁している。平成15年3月に藤田局長は、予算執行して調査をかけている一方で、調査は不要であると答弁している。それ以降本会議の答弁は一貫している。

長い間、市長の耳に入らず、入っても約半年間、この状態になっている。今、私が指摘したように、部下になぜ聞き取りをしなかったのか。本市の危機管理がないことのあらわれであり、隠ぺい体質と批判されてもやむを得ないのではないか。役所ぐるみで市長、上層部抜きで議会答弁がされてきた、おそろしさを痛切に感じ、猛省されたい。その反省がなければ、委員会を設置しても魂の入ったものにならないと思う。

市長は議会と当局は車の両輪であると常々言及している。報告を受けた段階で議長に報告し、一言相談しておれば、寄らば文殊の知恵とも言うが、もっと早く解決に向かっていたのではないかと思う。重大な決意を持って臨む必要があるのではないか。市長のご答弁をお願いしたい。

(石見市長)
私が職員に信頼されていないのか、十分な話を聞かせてもらっていないのか、すべて私の不徳の致すところである。調査を徹底的に行い、実態を探りたい。さらにその反省に立ち、この調査を突破口に体質改善に努めたい。

(坂本委員)
内部だけでなく外部を入れて調査委員会を設置することは評価したい。今までの質疑応答を聞いていて思い出すのは、盗水事件である。放置されてきていても誰も何も言わない。やはり体質が問題だ。過去の本会議での答弁を読むと笑いそうになるほどひどい。

いろいろなものが埋め立てられている土地であり、県の説明を鵜呑みにせず、もっと慎重に調査すべきだった。議会にも責任の一担はあると思う。しかし、土壌調査をしないのはおかしいと誰も考えなかったのか。これは局の問題か、市全部の問題か。

(市民生活局長)
調査能力不足でおそくなったことは何度もお詫び申し上げたい。大きな問題になると認識しつつも公表させてもらったことをもって答弁としたい。

(坂本委員)
局だけではすまない。市全部のことだと言われても仕方ない。市長に強く要望したいが、市全体の問題との認識で、再度、調査委員会の中で指示してほしい。

(石見市長)
本市役所の持っている想像を絶する欠点である。ただ、一つだけ職員のために言い訳をすると、いろいろな問題が市民生活局長一人に集中しているおり、組織設計上の問題でもあったと考えている。体質問題は私の不徳の致すところであり、市民皆さんにお詫び申し上げたい。調査に基づいて体質を明らかにし、そこについてもお詫びする。抜本的に職員の意識改革をさらに進め、組織設計についても踏み込んで考えたい。

(大脇委員)
委員会の設置を否定しているわけではない。不祥事が継続しており同じような問題が繰り返され、謝罪されているが、過去の間違いが生かされてきているのか。担当者が変わる際に、引き継ぎやチェックがされないのか。

(市民生活局長)
検証チームの中で、事務の引き継ぎのあり方についても議論されると考えている。マニュアル化されたものはないが、それぞれの良識に従ってやっている。

(水田委員長)
これまでどうして引き継ぎがなされないような職場であったのか。

(市民生活局長)
かなり膨大な量になるため、全部精読することは不可能に近い。課題問題点を中心に引き継ぎがされる。

(大脇委員)
重要な文書である。引き継ぎが、マニュアルがないようだとできないような市の体制も問題ではないか。

(市民生活局長)
しっかりとした事務が行われるよう、体質改善のための具体策を出す中で、検証もされると思う。

(蔭山委員)
調査・検証委員会には、議会からのメンバーも参加すべきだと思うがどうか。

(市民生活局長)
検討したい。立場が異なっているため議論も必要と思う。

(牧野委員)
本定例会で安全対策のための債務負担行為を追加する補正予算が上程されている。それ自体は、事故が発生したため実施する必要であったのか。本報告書が事前に公表されていれば、工事着工前に実施する必要のあったものなのか。

(市民生活局長)
事故に至るまでいろいろなことが重なっている。さまざまな角度から検討する必要があり、もう少し複雑な議論になると思う。

(竹中委員)
いろいろな可能性があったことは事実であり、本報告書が公表されていれば、事故が発生しなかったかどうかはあくまで可能性の問題になる。

しかし、要求水準書には必要に応じて調査も実施するとある。本市が調査していたものを公開し、さらに請負業者への調査も義務づけしておれば、ほぼ完璧に近かったと思う。いろいろな面の可能性を追求すればよいが、現段階で言えることは、調査していたものを公開し、その上で調査が必要なら調査することが要求水準書に命じされていなかったことは致命的な問題と思う。追求されると弱い。

税金を使って調査していたが、それを情報公開しなかったことは、ミスであると思う。

しかし、可能性の話であるので、調査により具体的にどんな形で出てくるのかは予想もつかない。

(市民生活局長)
事実究明する中での確認すべき事項と考えている。業者に渡っている可能性もある。証拠もないが、いろいろなやり取りは行っており、調査対象事項の一つであると考えている。

(大脇委員)
やはり新たに設置される土壌調査等評価委員会には、土壌の専門家を入れるべきではないのか。当然ではないのか。

(市民生活局長)
松藤教授は廃棄物分野と記載しているが、詳細に書けば、廃棄物土壌の専門家であり、各地の埋立地で安全面の評価をされている。

(蔭山委員)
人選中の化学分野や水質分野の専門家も土壌の専門家か。

(市民生活局長)
そういったことにも知見のある方を入れる予定である。

(水田委員長)
想像を絶する市の体質の欠陥との市長の答弁があり、坂本委員からも何十年にわたり情報が伝わらないというような市の体質、ルール違反だと承知しておきながら直せない体質をどう改善していくのか。至難の技ではないと思うが、トップとしての決意を最後に聞きたい。

(石見市長)
真摯に受けとめ、頑張りたい。

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