活動報告

平成21年度一般会計決算審査における問題点と改善内容の報告

2011年12月2日(金)活動報告

平成21年度姫路市一般会計決算審査における問題点と改善内容

平成21年度姫路市一般会計決算審査における問題点については、数々の指摘を行なってきましたが、23年度の予算や取り組みの中で大きく前進したものがあります。
その一部について報告いたします。

平成23年12月1日現在

担当局

竹中隆一議員の指摘事項 改善内容
財政局 自動販売機の手数料が互助会の収入となるような建物の貸付は正しいのか
(職員厚生事業に売店会計があり、442万8711円の収入がある)
飲用自動販売機の互助会への使用許可は平成22年9月までであり、その後は、自主財源の確保を目的とし、収入増加を図るため、管財課で公募した設置業者に使用許可する形に変更した。
※入札金額
13,916,844円/年額 
平成23年4月現在
姫路市全体で新聞の購読料が1700万円上がっているが
必要なのか

指摘事項をふまえ、23年度予算編成で以下のとおり精査した。
・平成21年度決算額
378紙  17,070,422円
・平成23年度予算額
179紙   8,495,400円

中核市で市長公舎を利用しているのは本市だけではないか
(公用部分と居住部分を合わせ240万円程度)
平成23年7月から、市長公舎の公用部分を廃止している。
市長公室 姫路シーサイドゴルフ場の管理業者である青山開発の契約について
(21年度で5150万円、
20年間で10億円)
平成23年度分の契約に際しては、県内のPGS(公益社団法人日本パブリックゴルフ協会)加盟ゴルフ場のコース管理を行っている業者5社における見積もり合わせを実施。
市長公用車を私用で使っていないか 指摘等をふまえ、適正な運用に努めている。
※副市長公用車の専用車はなく、平成23年7月1日から通勤の送迎は廃止。また、タクシーを利用する等の適正な運用に務めている。
職員局 職員の残業が一部の者に偏っていないか
(全職員で約20億円。過去5年間の累計で最高が6002時間、15番目が3136時間。
残業手当の最高が1879万円、15番目が711万円)
・平成17年度から21年度の5年間で、時間外勤務が多い職員を調査したところ、特定の職員が複数年に渡り、上位になっており、業務が偏っていることが確認された。それらの職員には個別指導を行うとともに、必要に応じて時間外勤務の少ない部署への配置替えを実施している。
・所属長に対しても、ヒアリングを実施し、勤務体制の見直しを含む時間外勤務縮減の取り組みについて指導している。
・時間外勤務縮減のため、全庁的に、定時退庁の励行、時間外勤務縮減を行うための具体例を示した「通知文」を所属長に通知し、意識改革に務めている。
健康福祉局 星の子館における長期にわたる青山観光との一者随意契約の適切性(宿泊型児童館フロント業務委託契約について)
(2700万円の委託料)
平成23年度から宿泊型児童館の総合的管理の観点から受付案内(フロント)・設備管理・警備業務の三業務を一括により委託し、委託業者は指名競争入札により選定した。
環境局 くれさか環境事務組合における焼却施設運営にかかる委託契約について 契約については、本来、くれさか環境事務組合で適正に行われるものと考えていたが、姫路市としましても分担金を支出している立場から、くれさか環境事務組合に対し、契約手法の改善を申し入れた。
平成23年度は、入札により業者決定がなされている。
くれさか環境事務組合の管理者等への合法性について 平成23年7月1日以降は、管理者、副管理者に報酬を支給しないことに決定。

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